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新しい成績評価制度(GPA制度)の導入について

九州大学高等教育機構

九州大学では、平成19年度入学生より新しい成績評価制度(GPA制度)を導入します。

新しい成績評価制度とは?

これまでの成績評価は、優・良・可・不可の4段階評価でしたが、これをA・B・C・D・Fの「5段階評価」とします。

これまでの「優」評価(80点〜100点)を「A」評価(90点〜100点)と「B」評価(80点〜89点)に分割し、成績評価をよりきめ細かに行うことにより、成績優秀者にインセンティブを与えるものです。

各科目の成績は100点法により評価され、60点以上を合格とし、単位が与えられます。

また、新しい5段階評価への改訂に伴い、「GPA制度」を導入します。

GPA制度とは?

GPA(Grade Point Average)制度は、米国を始め諸外国の大学で採用されている制度であり、グローバル化時代における国際的な成績評価システムです。日本においても、平成16年度の統計では、国公私立大学を合わせ195大学(全体の28%)が採用しているシステムです。

GPAとは、履修登録した科目毎の5段階評価(A・B・C・D・F)を4から0までの点数(GP: Grade Point)に置き換えて単位数を掛け、その総和(GPT: Grade Point Total)を履修登録単位数の合計で割った平均点です。

新しい成績評価制度におけるGPを含めた成績等の表示と成績評価判断基準をまとめて次表に示します。

標語評 点Grade Point意  味
A90点〜100点4特に優れているExcellent
B80点〜89点3優れているGood
C70点〜79点2普通であるFair
D60点〜69点1一応の学修成果があり、単位は認めるPass
F59点以下0不合格Fail
P-1全学教育における学習到達度再調査による合格Pass
W--履修中止Withdrawal
R--認定科目(合否判定科目等、及び本学以外で履修した科目を単位として認めたもの)Recognition
(注)1. 「D」以上及び「P」を合格、「F」を不合格とする。
   2. 「W」及び「R」は、GPAの対象外とする。
   ※「合否判定科目等」とは、評点を付さずに「合・否」等(2段階)で評価する科目を指す。

GPAの対象となる科目は?

原則として、1. 2. 以外の授業科目が対象となります。

  1. 評点を付さずに「合・否」等で評価する科目(合否判定科目等)
  2. 本学以外で修得した科目を単位として認めたもの
    • 編入学または転入学した際の単位認定科目
    • 本学入学前に修得した単位認定科目
    • 他大学との単位互換により修得した科目

全学教育、各学部・学科の専攻教育において別途定めた「GPA算出除外科目」を別表1(PDF内 P6-7)に示します。

GPA制度の目的とは?

学生諸君の学習意欲を高めることを目的としています。自分自身の学習計画に責任を持ち、履修登録した科目を自主的、意欲的に学習することを促すための制度です。

この制度を円滑に運用するため、教員には授業内容をシラバスで十分に周知すること、また成績評価法も明確に示すことが責務となります。

GPAの利用法は?

  1. 学生諸君の学習計画に利用できます。
     成績通知書には、学期毎のGPA値や累積GPA値が示されます。
     自主的、意欲的な履修計画に利用してください。
  2. 教員等による修学指導に利用されます。
     修学指導については、各学部・学科で独自に取り組まれます。
  3. 授業料免除・各種奨学金・留学等の支援対象者の選考に利用されることがあります。
  4. 学部・学科によっては、2年次以降のコース分け、転学科・転学部等に利用されることがあります。

GPA制度導入に伴う科目履修上の注意

必修科目の単位取得は卒業に必要(卒業要件)であり、不合格となった場合は、再度履修し単位を修得しなければなりません。ただし、再履修し、単位を修得しても、不合格となった成績もGPAの値に反映されます。

選択科目の履修を途中で「放棄」した場合には、不合格「F」の評価となり、GPAの値に反映されます。科目選択はシラバスの内容をよく確認し、慎重に行わなければなりません。但し、授業内容が想定していたものと異なっていたり、履修上必要な知識が不足している等の理由で、履修を中止したいときには、「履修中止」の措置をとることができます(「履修中止制度」)。この場合、履修放棄とは見なされず、従ってGPAの値には反映されません。

履修中止制度について

履修登録後、履修中止が申請できる科目は、選択(選択必修)科目です。必修科目と集中講義科目は、申請できません。

修学途中で、病気や特別な事情等で修学が継続できない場合に対応するため、クラスの修学指導教員または修学相談員からの申請により、履修中止を認める制度があります。

各学部・学科の履修中止の申請時期と期間を次表に示します。

学部履修中止申請時期期間
文学部学期開始後の6週目から1週間
教育学部学期開始後の5週目から2週間
法学部試験期間の2週間前から1週間
経済学部学期開始後の6週目から1週間
理学部試験期間の1ヶ月前から1週間
医学部医学科全科目必修のため、履修中止期間は設定しない-
保健学科試験期間の1ヶ月前2週間
生命科学科学期開始後の5週目から1週間
歯学部全科目必修のため、履修中止期間は設定しない-
薬学部学期開始後の3週目から2週間
工学部学期開始後の2週前から1週間
芸術工学部学期開始後の6週目から1週間
農学部学期開始後の4週目から1週間
21世紀プログラム学期開始後の4週目から1週間
全学教育学期開始後の2週目から1週間

尚、「総合選択履修方式」により履修登録した他学部・他学科の専攻教育科目の履修中止申請時期と期間については、科目を開講する学部・学科の定める時期・期間ではなく、学生諸君の所属する学部の時期・期間とします。

総合選択履修方式とは?

全ての全学教育科目と他の学部・学科で開講される専攻教育科目の中から科目を自由に選択して履修することのできる制度

成績通知書、成績証明書の記載内容について

成績通知書には、全ての学修履歴が記載されます。全ての評価の記載とともに、学期毎のGPA値、累積GPA値が示される他、全学教育、専攻教育毎のGPA値も記載されます。

成績証明書には、累積GPA値の他、「W」(履修中止科目)以外の全ての評価が記載されます。

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